中東和平

そりゃパレスチナ人だって今まで長らく住んでいた土地に
突然、別の人種がやって来て「出て行け」なんて言われたら
激怒するのはあたりまえの話しでこの確執は永遠に続くだろう。
中東からは毎日のように「自爆テロ」のニュースが続いている。
イスラエルパレスチナ過激派が爆弾を体に巻きつけラッシュの
バスに乗り込み自分共々イスラエル人多数を殺傷させる手口だが、
それに対してイスラエル軍はここぞと思う拠点に無差別に攻撃する。
イスラム教のコーランには「イスラムのための戦死は天国にいる」と
書かれているそうだが自爆テロ犯たちは天国行きを確信しているらしい。
いつまで続くこの連鎖、世界各地のテロ事件と決して無関係ではない。
イギリスの二枚舌、国連のイスラエル建国承認など大国のエゴまるだしの
政策とのはざまで自らの信念を曲げず最後まで戦ったアラファト議長だが
パレスチナ住民の絶望的な状況は改善どころかテロの応酬は広がるばかり、
ローマ帝国、今アメリカ帝国、弱肉強食の人間社会はとどまるを知らない。
日本は平和ボケの小田原評定で中国の潜水艦が領海侵入してもなにも出来ない。
アラファトさん、ご苦労様でした。ご冥福を祈ります。