庭の千草

この曲を聞くと思い出すのは私の中学生のころ音楽のクラブで
女の子たちの合唱で(なぜか男はいなかった)歌ってたことです。
♪ああ 白菊 ひとり遅れて 咲きにけり
このあたりの歌詞が乙女ごころの感傷をくすぐったのでしょうか、
ローレライ」や「歌の翼に」など女学生に好かれ歌われていました。
私の少年時代の女性観は神秘的で美意識や憧れが強く相手に話しかけ
られてもシドロモドロになって返事も出来ない純真さがありました。
今じゃ考えられない、でもそれも過ぎし多感な青春の頃の一齣に違いありません。