小僧(昭和ひとけた)

私は昭和ひとけた生まれだが、ふたけた以降の生まれとの違いは
教育勅語を学校で習い暗唱した事 ②戦争を意識のなかで体験した事
③“小僧”と云う時代があった事。最初のころは街を歩けば「小僧さん」と
気軽に呼ばれたが、それは数年で忘れられた死語のようになってしまった。
白秋の唄にも♪この道はいつか来た道、あぁそうだよ、アカシアの花が咲いてる♪
百人が百様の人生の道があるように、私にとっては遠く懐かしい若かりし日々の小僧時代が
いつか来た道であり、これからも道が途切れるまで生涯小僧を続けたいと願っている。


「小僧こぼれ話」もこれで終了させていただきます。ご愛読ありがとうございました。
其の後のことはいつの日か書きたいと思っています。