昭和の日

harimaya2005-04-27

新緑のまぶしい武蔵野御陵の昭和天皇に参拝した。
四月二十九日が「みどりの日」から「昭和の日」に
替えられることになったが、とても喜ばしく思う。
近代の天皇のなかで昭和天皇ほど波乱万丈の時代を
生きられた方もいないだろう。昭和の二十世紀は
まさに戦争と革命の世紀で人類史上かつてないほど
多くの犠牲者を出し、それは未曾有の規模だった。
その渦中にあって、思い至らずに、どれほど心を
痛まれたか、そのご胸中を察するにあまりある。
昭和の時代を歩いた一人として懐かしむだけでなく
経験と抱負を後世に伝えられればと願っている。