大相撲五月場所

両国国技館界隈には浴衣姿のお相撲さんが
五月の風を切って颯爽と歩くサマは最高だ。
浴衣の柄と色合いは華美そのもので力士の
頭のマゲとセッタの音はとてもマッチして
一年六場所のなかで五月場所が一番似合う。
江戸の「三オトコ」と言えば、火消しの頭、
与力、そして力士だが、今だって格好いい。
男のなかの男、強さの象徴の見た目は大きく
気は優しくて力持ち。そのうえ純情そのもの。
スポーツマンは昔も今ももてるのは当たり前
だが、土俵上で見る肌の艶は素晴らしい。
ところでこの場所も朝青龍の一人勝ちだが
誰か良きライバルが出てこないのかなぁ。
栃若、柏鵬、若貴など両雄が、あい争った
手に汗する時代は、いつの日か待ち遠しい。