ト音記号、ヘ音記号

街を歩いているといろいろなオブジェが
あるが音楽記号に似た彫刻を見つけた。
シャチホコはト音記号に似ている感じは
私の思い込みかもしれないが、どうだろう。
若い頃、混声四部合唱を楽しんでいたが
女声はト音記号、男声はヘ音記号で書かれ
合唱する。私はテノールなので楽譜によって
ト音記号もあって１オクターブ下で歌った。
音楽用語をややこしくしている理由の一つに
音の読み方一つも伊語、独語、英語、日本語
など使い分けをする不便さが指摘される。
つまり伊語のＤｏ（ド）独語のＣ（ツェー）
英語のＣ（シィー）日本語の（ハ）どれもが
同じ音なのだから、どれかに統一すればいいの
だが、それが出来ないのはどうしてだろう。
音楽紹介にも「だれだれ作曲交響曲第何番作品
番号第何番変×短調」と長ったらしく説明する。
「ベートーベンの運命です」で充分と思う。
音楽は理屈抜きで楽しみたい。