夏の風物詩

今日から入谷の鬼子母神では朝顔市が開かれ
週末の浅草では、ほおずき市で賑わうだろう。
高温多湿の梅雨の後に夏の暑さが待っているが
先人の知恵と工夫の絞った風物に触れてみよう。
風鈴、団扇、扇子、すだれ、つりしのぶ、線香
蚊帳、麦わら帽子、氷枕、打ち水、行水、日傘、
氷水、冷奴、素麺、枝豆、ゆかた、下駄、甚平、
すててこ、花火、縁台、夏祭り、縁日、盆踊り、
などなど、昔からの日本人のそれぞれの季節に
対応した、繊細な文化の素晴らしさを思う。
子供の頃、囲碁や将棋は近所の縁台で覚えたし
夜は年寄りの怪談話しは怖くても楽しみだった。
木登り、虫取り、トンボ釣り、川遊び、水泳ぎ
夜はホタルを蚊帳に入れて楽しんだ日が懐かしい。