2005-07-12 四万六千日 今でこそ、ほおずき市は浅草寺が有名だが 発祥の地は愛宕神社で徳川家康の命により 防火の神様として祀られ、ほおずきの色も 火を表すものとして夏の風物の一つだった。 今は浅草のほうが盛大になり浅草寺境内の 周りは埋め尽くすように、ほおずき屋が ズラリと並び売り込みの掛け声と熱気で 独特の雰囲気で盛り上がっている。 浅草寺の観音様はこの日にお参りすれば 四万六千日分の功徳がいただけるとかで 賑わっているが、愛宕神社は千日参りで 参拝1000日分のご利益があると言われ 老若男女が手を合わせている。 ほおずき市が終ると、日本の夏がやって来る。