2005-08-02 隅田川花火大会 7/30日の恒例の隅田川花火大会には 柴又、江戸川、足立と連なって今年も 東京の下町の夜空を美しく彩った。 私が上京したころ(昭和20-30年頃)は いわゆる「両国の花火」で両国橋を挟んで 柳橋の料亭の近くや浜町河岸で開かれて 今とは違った雰囲気が醸し出されていた。 かけ声も「たまや〜かぎや〜」の時代で 隅田川の近辺の家々ではどこからも見えて 二階の窓や物干し場から歓声を挙げていた。 今は当時より上流の厩橋、墨田公園に移り 高層ビルの谷間からしか見えず水戸街道や 清澄通りなどでゴザを敷いて見る殺風景な 風情になったが花火に対する庶民の思いは 今も昔も変わらない。