二百十日

harimaya2005-09-02

九月の初めは立春から数えて二百十日
最近では死語のようになってしまったが
昔は台風襲来の特異日として恐れられた。
折から台風13号は沖縄先島諸島を襲い
史上最大のハリケーンアメリカ南部に
多大の人的被害を残して去っていった。
世界に冠たるアメリカでさえ嵐の前には
なすすべもなく自然の恐ろしさを知る。
二百十日が過ぎれば二百二十日が待つ。
「二百二十日の荒れじまい」の言葉は
この時分を過ぎると、暴風雨の恐れが
無くなると言う。残暑はまだ厳しいが
今年の秋もまた平穏でありたいと願う。