2005-10-26 ブランコ どこの公園にもあるあのブランコは ブランブランと揺れるので日本語と 思って広辞苑を引いてみたらなんと ポルトガル語でbalancoと出た。 昔見た黒沢明の「生きる」のなかで 志村喬の演じる中年サラリーマンが 小雪の降る夜に一人で小さな公園の ブランコで「ゴンドラの唄」を歌う シーンはとても印象的で映画を見た 人は誰もが憶えていることだろう。 物語は省くが「生と死」のはざまを 見事に演じた日本映画不朽の名作だった。 なにげないブランコもあの頃を思い出す 大人の小道具の一つなのかもしれない。