東京江戸資料館

harimaya2005-11-16

灯台下暗し、とは良く言ったもので
近くにありながら久しぶりに入った。
中ほどにある歌舞伎の「助六江戸桜」、
侠客助六と花魁揚巻の姿は何時見ても
昔の美男美女の代表のような気がして
思わず「カッコイー」と叫びたくなる。
よく見ると歌舞伎にもファッションの
センスのようなものがあって花魁の
衣装は着物の美の極致そのものだが、
助六の着物は赤の裾まわしを使った
黒のシンプルが対照的でとてもいい。
男らしさ女らしさの象徴なのだろう。
昔も今も「らしさ」が素敵に映る。