山茶花

harimaya2005-12-02

♪さざんか、さざんか、咲いている
たき火だ、たき火だ、落ち葉焚き♪
戦後間もなく、歌われたこの童謡は
孫の手を引いて今でも歌っている。
さざんかの花は今が旬だが、あの
落ち葉焚きの風習が無くなっては
歌詞が想像の世界でとても淋しい。
けれど季節は冷たい北風が吹き始めて
カレンダーも一枚を残すだけになった。
年とともに一年が愛おしくなるのは
加齢のせいかもしれないが、経験を
また一枚積み重ねたと思えば今年も
満ち足りた一年であったに違いない。