2006-01-26 お江戸日本橋 東海道五十三次の出発点は広重の 絵であまりにも有名だが五街道の 中心として江戸の顔でもあった。 けれども今の実体は江戸時代の 浮世絵師が画いた風光明美な橋の 面影は跡形も無くなってしまい 無残な姿で首都高速の影に隠れて 「日本橋」の名称も高速道の ものか従来のものか分からない。 先だって小泉首相が景観を嘆いて 高速道路の設計見直しを図ったが そもそも経済優先でこのような無粋なものを作った役人のセンスの無さは 目を覆うばかりでわずかに残った獅子の銅像と「日本国道元標」の銅版が いろいろな記念碑とともに泣いている。