流鏑馬

早春の休日小田原城址公園で行われた
流鏑馬を見た。鎌倉時代の古式ゆかしく
勇ましい武士の狩装束に身をまとい馬と
一緒に全速力で駆け抜けながら一気に
弓で的を射るこの競技はすごい迫力だ。
その気迫と昔の武士道の美しさも見た
思いで衣装、作法、礼儀、姿勢などは
改めて日本文化の良さを再発見して
興奮と感激に酔った一日だった。
小田原城は梅や彼岸桜に囲まれて
姿も美しくとても優しい気がして
城そのものが芸術品の感じがする。
天守閣から見た展望は南には相模湾が大きく広がり伊豆の山々が素晴らしい。
北には箱根の山裾が迫っているようで自然の豊かさを実感しているようだ。
北條氏が支配した関東の要として築かれたこの城も今は静かに眠っている。