2006-04-04 桜 休日は伊豆箱根で孫たちと過ごした。 ちょうど桜の満開の時期で箱根山の 裾模様は春爛漫の情緒が素晴らしい。 東京の千鳥が淵や上野などと違って 人も少なく趣があってとてもいい。 古来日本人ははらはらと散る花の はかなさを歌に詠んで花を愛でた。 西行も芭蕉も桜を人生の岐路と考え 自らを完成させた。大岡裁きの印は 桜吹雪だったし戦争末期の特攻機は 「桜花」だった。小学校の始めは サイタサイタサクラガサイタの文で 勉強が始まり今に至っている。 入学、入社、人生の節目には桜は欠かせない。