鳥居

神社の入り口にあるあの「鳥居」は
なにげなく人はくぐっているけれど
あれはなんぞや、神社の門だろうか、
俗界と聖域との境界線なのだろうか、
神社のトレードマークなのだろうか、
そしてあの形体の意味はなんだろう。
幼稚で素朴な疑問で恐縮に思ったが
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、
近くのお宮の宮司さんに聞いてみた。
おっしゃるには鳥居の形体の種類は
多いらしいが大別すると、二通りで
神明系と明神系（ややこしい）がある。
神明系は簡素で柱と梁の貫との二本ずつ、
明神系は上部の梁は二重の舟型で額も入り
下部の梁も柱を突き抜けて豪華な造りが多い。
伊勢神宮や靖国神社は「神明系」が建っている。
ただ「鳥居」の名前の意味はまだ分からないそうだ。