百日紅

harimaya2006-08-29

幾分秋めいてきたがそれでも昼間は
残暑の蒸し暑さが身体にこたえる。
暑くても元気なのは蝉とサルスベリ
二つは夏の風物詩には欠かせないが
サルスベリとは洒落た名前を付けた
ものだ。猿だけでなく蝉だって木に
摑まるのが滑るとみえてこの木には
あまり見かけない。ここ安田庭園は
百日紅の木が多いが蝉時雨の下では
池の鯉が暑さのせいか緋色の巨体を
ものぐさそうにヒレを少し動かして
うたた寝をしているようだ。