石灯籠

harimaya2006-09-08

石灯籠の昔の由来は詳らかではないが
日本庭園の構成には欠かせないもので
樹や池などと共に見事に調和している。
貴人や大名などはここに灯明を焚いて
夜の風情を楽しんだに違いない。
庶民の灯篭は回り灯篭を軒先に吊るし
枠の内部に絵など切り抜いて真ん中の
ロウソクに点火すると影絵が回りだし
面白く騒いだ夏の夜を思い出す。
「回り灯籠の絵のように」は人生を詠った
ひとつの言葉になっていたような気がする。