爺の子守唄

harimaya2006-11-09

赤子はオッパイを飲んですぐゲップを
出してあげないと吐いてしまう。
首の坐らない赤子を抱くには、用心と
優しさが求められるが何人もの赤子を
あやしてきても、それぞれに可愛いし
その生命力に感動を与えてくれる。
おなかが一杯になると満足をしたのか
気持ちよさそうに顔が和んでいる。
そんなとき爺は軽く背をさすりながら
小さな声で子守唄を赤子にささやく。
♪ねんねこ、しゃっしゃりま〜せ〜
 寝た〜子〜の〜可愛い〜さ〜♪
すやすやと眠りについた赤子の顔を飽きずに見るのは爺冥利に尽きる。