写真館

harimaya2006-11-10

私の育った昭和の初めの頃は駅前の
一等地に写真館があって、お正月や
入学式の時など誰かの目出度い日に
家族がそろって「よそゆき」を着て
カメラの前に立ち記念写真を撮った。
当時普通の家ではカメラは高級品で
持っている家はめったに無く子供に
写真屋さんは憧れの職業だった。
色々な祝典、修学旅行、卒業写真、
学校の思い出は写真無くて語れない。
現在のカメラが使い捨ての時代でも
写真館が存在するのは人生の節目を
きちんと記録に残したい気持ちが
そうさせるのだろう。
七五三、正月、成人式、卒業式、写真館はこれからが稼ぎ時だ。