2006-12-07 初冬の清澄庭園 都心の事を「東京砂漠」と称されるが ほっとするのは江戸時代に造営された 大名庭園や豪商の邸跡が点在するのは 砂漠のオアシスのようで嬉しい限りだ。 清澄庭園も豪商の紀伊国屋文左衛門の 屋敷跡で彼が没落後も大名の松平家が 住居を構え明治になって岩崎弥太郎が 手に入れてその都度庭園が整備されて 美しく様変わりしていったのだろう。 今どきは秋の名残の紅葉が池に映えて 冬鳥が舞い始める光景は日本庭園の美しさを十二分に満足させてくれる。 江戸に住んで良かったと思うのは庭園を巡ることの楽しさがあるからだ。