ゆく年、くる年

harimaya2006-12-28

2006年も恙なく終わろうとしている。
ここは足利フラワーパークの園内だが
冬最中の今頃は見る花もほとんど無く
入場無料というのに人影は見られない。
春の桜や初夏の日本一の藤棚で賑わう
喧騒は嘘のように静まりかえっている。
レストランも客は家内と二人だけとは
フラワーパークが貸し切りのようだ。
年末は静かな場所を探して足利辺りを
車を走らせた。美術館や陶芸の町並み、
足利学校も静寂の中に包まれていたし
青空のもと木枯らしは冷たく吹いていた。
いつも時間に追われている自分だが、たまには世間を忘れたドライブもいい。
今年の漢字の「命」のように、陛下にもお孫さまの悠仁さまがお生まれになり、
健やかにご成長されていると聞くと我がことのように嬉しいのは、我が家でも
10月に孫娘が誕生したことで喜びが倍加する。改めてお祝いを述べたいと思う。
命の大切さは、今更言うまでもないが、来る年が74歳を迎える老人にとって
毎日がいとしいのは身近に接する人達の情愛がとても身に沁みるからで生きて
良かったとしみじみする。私のヒストリーはあまり褒められたものではないが、
老いて仕事や家族にも恵まれ、残りは儲けものだと一人でこっそりと微笑えみ
もうひとつ欲張って来たる2007年も、みなが健やかにと神様にお願いをした。