セツブンソウ

harimaya2007-03-07

青梅の山すそに可憐なセツブンソウが
咲いていた。春は名のみの冷たい風に
白い花びらはたくましくそよいでいる。
花名札が無ければ気がつかないような
雑草のような小さな白花も地元の人の
話しでは絶滅種の一つだそうで大事に
育てているそうだ。種を蒔いて三年で
やっと開花する小さい命を見つめた。
今も生まれ今も閉じていく命の循環と
大切さを草花が教えてくれた思いがした。
傍に立て札があった「多くのみなさまに愛でていただこうと約三週間、一生懸命
咲いてまいりましたが、そろそろ限界のようです。この後は新しい生命のために
種子の育成に力をそそぎます。ありがとうございました」  セツブンソウより