亀戸天神

harimaya2007-04-25

歌川広重の名所江戸百景にも描かれた
亀戸天神の藤の咲き具合は八部咲きで
新鮮な色模様はいまごろが最も好きだ。
週末あたりから観客が混み始めるので
毎年、早めに訪れることにしている。
江戸の中期頃に建立されたといわれる
亀戸天神は創建当時から藤が植えられ
徳川家光も愛でたらしいが、それほど
昔から江戸の市井の庶民に親しまれた。
旧暦を基に創られた昔の花札は三月桜
四月藤だが地球温暖化のせいで旧暦に
近づいてきた今の季節は喜んでいいのか何とも複雑な思いがする。
境内にある心地池には多くの亀が春のうたたねを楽しんでいた。