日本海海戦

明治38年5月27日に行なわれた
日露戦争の日本海海戦で東郷元帥の
日本連合艦隊への号令はＺ旗を掲げ
「皇国の興廃この一戦にあり、
各員一層、奮励努力せよ」とされた。
ロシアのバルチック艦隊38隻のうち
撃沈、捕獲等で34隻を壊滅させたが
日本艦隊の損害は水雷艇3隻のみで
このような完全勝利は世界史上にも
例が無い。この勝利はアジア民族の
自覚と独立を促し世界史の転換期になったのを日本はもっと誇っていい。
けれど、それから37年後の1942年の太平洋戦争中の奇しくも同じ日に
山本五十六率いる日本連合艦隊はミッドウェー沖で米国海軍機動部隊に
襲われて壊滅し、暗黒の淵に沈んでいる。歴史は不思議と繰り返される。
小学6年生の孫は歴史が好きで横須賀の港にある戦艦「三笠」を見学した。
艦内には往時を物語る品々が展示されて栄光に満ちた日本海軍が偲ばれる。
孫には少しでも日本の文化文明の誇りを身に付けてくれればと爺は願う。