2007-06-07 孫の手 ♪おてて、つないで、野道をゆけば・・ 祖母が歌って、あぜ道を歩いた記憶は 遠い昔の物語だが、世代が代わっても 田舎の野道がアスファルトになっても 孫の手を引く情景はいつの世も同じだ。 小さな孫の手は爺の小指一本を握って 歩くが、指に伝わる感覚が柔らかくて その気分はなにものにも替えられない。 唄を歌って歩いていると擦れ違う方は 「可愛いですね」と褒めてくださる。 爺も孫も嬉しいのは一期一会の幸せかもしれない。