秋の風物詩

harimaya2007-09-07

夕べからの関東直撃台風は夜中には
雨戸が叩きつけられるような騒音で
眠れなかったが朝は風雨も収まって
ホツトする。9月初めの二百十日
昔から台風襲来の厄日だったようだ。
農村はそれも織り込み済みで襲来の
前に稲穂の収穫が行なわれていた。
「実るほどこうべの垂れる稲穂かな」
秋ですねぇ、利根川沿いの関東平野
中央部に広がる黄金色の稲田ではもう
稲刈りが始まっている。車窓から見る、
どこまでも広がる田園の黄色と緑色の
コントラストは秋の風景を見るだけで
五穀豊穣の恵みをいただいた気分になる。
米という字は八十八、沢山の人手を経て大切な私達の食べ物になる。子供の頃に
教えられた言葉と、働くお百姓さんが日本の原風景を見渡す限りに広げている。
秋をいっぱいに埼玉県大利根町の「道の駅」では新米が売り出され
レストランで食べたおにぎりは、口からこぼれるほど美味しかった。