鴨川床料理

harimaya2007-09-12

みそそぎ川に設けられた京の夏を彩る
鴨川納涼床の雰囲気は京都ならではで
涼しい川風に昼の名残の肌をあてながら
いただく酒と料理は舌鼓を何回も打つ。
趣向を凝らした提灯やぼんぼりに火が
灯り蛍火のように川風にゆれている。
江戸の昔から現代に受け継がれている
京の風物詩は鴨川に沿ってどこまでも
続いているが折から夕立の後の空には
美しい虹が現れて自分を迎えてくれた。
京料理の美味しさは格別だがプラスして雰囲気が味を盛り上げてくれる。
鴨川にまつわる歴史の舞台は限りなく古都の趣が伝わる景色が素晴らしい。
平安の貴族も源平の侍も幕末の志士もこの辺りで日々の暮らしをしていた。