秋色清澄庭園

harimaya2007-11-08

江戸時代の元禄から宝永にかけての
紀伊国屋文左衛門は材木請合として
巨額の富を積みあげた一方で財力を
かけて豪邸を建てその庭園の一部が
今も深川清澄庭園として残り往時の
文左衛門の粋な華やかさを偲ばせる。
秋の日柄、庭園を訪れる人は泉水に
映る江戸の歴史と集められた名石と
美しい緑の情緒に心を打たれるが、
庭園の傍には高層ビルやマンションが立ち並び庭の借景となっているが
鬼籍の紀伊国屋文左衛門が、この風景を見れば、きっと嘆くに違いない。