樋口一葉

harimaya2007-11-22

「こころに、いつわりなし、
はた又、心は動くものにあらず
動くものは情けなり・・」
11/23日は一葉忌だが台東区竜泉寺の
一葉記念館では各々の名作の草稿や
資料が展示されて彼女を偲ばせる。
1896年11月23日に天才女流作家は
結核で24歳の短い生涯を閉じたが
天はどうしてこんな素晴らしい才女に
いましばしの時間を与えなかったのか、
父の死後、母と妹を抱えて針仕事で生活を支え、苦労を重ねながら、作家を
目指し「たけくらべ」「にごりえ」等の不朽の名作を残して110年が過ぎたが
紙幣5000円札の肖像の人物を知って使用している人はどれほどいるだろうか、
改めて樋口一葉の歩んだ人生と、当時の下町の背景を偲びたい。