梅雨中休み

harimaya2008-06-13

六月は水無月だが雨の季節だというのに
どうして、このような名称が付いたのか。
旧暦では夏だったので水も涸れるとの説、
田に水を引く月なので水田月の当て字説、
雷の多い季節で雷月から変化したとの説、
どれも尤もな説だが蒸し暑い日が続くと
水が恋しくなり、ほんのささやかな風も
嬉しく感じる。暑い真夏に慣れるための
予行期間が梅雨と思えば自然もなかなか粋な事をしてくれる。近所の安田庭園の池では
鯉たちは元気に泳ぎ、亀はつかの間の日向ぼっこをしている。周りの木々は新緑に輝き
梅雨時は彼らにとっても命が溢れるような、いい季節であるに違いない。