花火

harimaya2008-07-25

今週の東京下町は花火のオンパレードで
一昨日が江戸川・柴又、昨日が荒川・千住
明日が隅田川・両国と目白押しの状況だ。
江戸の花火は将軍・吉宗の享保の頃からと
言われているが、その時代は毎年のように
大凶作やコレラが大流行して供養のための
水神祭で花火を打ち上げられたという。
しかもシュルシュルと上がる流星のように
地味なもので数も20発ぐらいだったとか・
それでも江戸っ子は「たまや〜かぎや〜」と
喚声を上げて楽しんだ。「のぼる流星、星下り、玉屋がとりもつ縁かいな」
間が空きすぎるので、その間に男女の仲が結ばれてしまった、という。
花火の花が開いたのは明治になってからで今では日本の花火師が世界の夜を彩っている。