枯葉

harimaya2008-11-27

歳を重ねるごとに生きた年数が多い分、
思い出も多く重なる(当たり前だが・)
若いうちは命は永遠のように思えても
周囲の人が散っていくのを経験すると
自分の散り際も少しずつ意識し始める。
若い頃、イヴ・モンタンが哀愁を込め
“枯葉”を歌っていたが、曲の内容が
同じでも、今では感じ方がまるで違う。
人はいつかは枯葉になり散っていくが
秋の風情が殊更に急がせている気がする。
♪あれは遠い想い出、やがて消える火影も、光満ちたあの頃、時は去りて静かに
降り積む落ち葉よ、夢に夢を重ねて、ひとり生きる哀しさ・・・訳詞・岩谷時子