冬景色

harimaya2008-12-27

暦は「冬至」を過ぎたが冬の到来の強風は
容赦なく広葉樹の葉は衣服を剥がすように
枯れ木にしてしまう。自然は厳しいものだ。
通勤路の墨田堤の桜木も冬眠状態に入った。
春の花見時、夏の木陰、秋の紅葉と一年を
通じて私達を楽しませてくれたが寒い冬が
桜たちにとっては休養の日々なのだろう。
冬の桜土手は川風を求めて散策する人は
めっきりと減るがマラソンマンは颯爽と風を切るように土手を走り去っていく。
借景の高速道路は無粋だがいつもの年より車が空いているのは不景気のせいか・・
いろいろあった今年2008年の人間社会の騒動を桜たちは何と見ていたのだろう。
真冬の桜たちは「花見にはみんなで遊ぼうね」と2009年の春の夢を見ている。