彼岸入り

harimaya2009-03-18

昨日から彼岸に入ったが春分を挟んで
七日間は昼夜の時間がほぼ同じになり
気候的にも快適な時期に当っている。
「暑さ寒さも彼岸まで」早春の余寒も
そろそろ終わりで昔の人はうまいこと
言ったものだ。「彼岸」は仏教の言葉で
生老病死や、苦労の多い現実の世界の
「此岸」に対して煩悩を捨て、悟りを
得た理想の世界を「彼岸」という。
太陽が真西に沈むこの時期は西方にあるとされる浄土と現世が繋がるとされ
それが浄土信仰に結びついて寺社では「彼岸会」が行なわれ、一般の人達は
花と線香を持って、お墓参りで先祖の仏様に会いにいく。ここ築地本願寺
京都西本願寺の別院として東日本の門徒の本拠地となっているが、石作りの
インド式の建物は一般的な寺社日本建築と趣が異なるのに宗祖・親鸞さんは
どう思っていらっしゃるか定かでない。先祖代々当家の宗派の本山でもある。