2009-04-28 殿ヶ谷戸庭園 中央線・国分寺駅に隣接する、この庭園に 新緑を求めて散策した。戦前は三菱財閥の 別荘地であったとかで武蔵野台地の面影が 保存され、段丘崖の地形に造られている。 園内中央の次郎弁天の清水の湧き出る池を 囲むように新緑の木々が散策客を圧倒的に 覆いかぶさるようで、しばし世間を忘れる。 和洋折衷の回遊式庭園だが、江戸の大名の 屋敷跡と違う趣があって、武蔵野の地形を生かし自然な植生にも気遣った庭園で 自生していた野草や、小さな昆虫にいたるまで数多く見られて武蔵野の昔を偲ばせる。