衆議院解散

harimaya2009-07-21

今日、麻生太郎首相が衆議院解散の発表をする。
思えば麻生内閣が発足して、僅か一年足らずで
内閣が替わるなんて、まるで使い捨てのようだ。
「もったいない」の言は、物を大切にする事や
目上を尊敬するものだけでない。政治の世界も
人気者だったライオン宰相・小泉純一郎の後に
安倍、福田、麻生と、総理大臣が次々と変わる
構造が残っているのは「もったいない」と思う。
衆議院議員の任期が4年あるのだから全うすればいいのに、解散という途中放棄は、
対外的にも日本の影響力を自ら閉じてしまって行使できない状況を作り出している。
歴代の中曽根や小泉のように人気があって順調に政権運営を続けても最長が5年で
政権の座を降りなければならない日本の政治事情はこれでいいのか。宰相の人材は
幾らでもいると思うのか。メディアも、お笑い芸人出身の政治的キャリアが一年の
知事が総理候補と考えたこと自体おかしい。リーダーに相応しい器を待っている。