姫路城

harimaya2009-07-27

故郷の誇り、姫路城に孫を誘って訪ねた。
今秋から5年を費やし天守閣修理のため
城に覆いを掛けられるので秀麗な天守
当分見られない。今では新幹線の窓から
遠くにしか見えなくなったが昭和の頃は
明石を過ぎて播磨平野に入ると、遠くの
小高い姫山の上に立つ繊細で美しい城に
吸い込まれるように汽車が走っていた。
若い頃の帰郷の時の車窓から眺める城は近づくにつけ父母に会える楽しみが膨らんだ。
大手門を潜って城に近づいて仰げば、その規模の壮大さに息をのむばかりに胸を打つ。
現存する城のなかで姫路城は桃山時代の城郭としてもっとも完備した形を保っている。
それでも今の櫓の数からして創建当時の三分の一に達しないというから想像を絶する。