姫路城2

harimaya2009-07-29

城にまつわるロマンの話しは多々あるが
中でも有名なのは家康の孫娘「千姫」の
物語で、最初は政略結婚で大阪城に住む
豊臣秀頼の妻になったが豊臣家は滅び、
その後、姫路城の本多忠刻に再嫁する。
今でも嫁に来た時に建てられたという
新夫婦の新居の化粧櫓が残っているが
百間廊下を挟んで側近の老女や腰元など
部屋が重なるように並んで当事の華麗さを偲ばせる。千姫は「貴人」なので部屋も
外廊で全体を囲み、その中に設けた内廊を新居にしていたという。忠刻との結婚は
恋愛で千姫も姫路の暮らしは幸せだった。でも幸せも僅か10年で、夫は他界する。
そのとき千姫30歳、祖母・お市の方の聡明と美貌を受け継いだ姫であったという。