安田庭園と雪吊り

harimaya2010-03-05

西洋では何百年も景観の変わらない
街が多いそうだが、東京の町だって
何百年前の江戸時代に地方の大名が
暮らしていた屋敷跡の庭園の景観を
今に伝えている。借景が変わるのは
時代の変遷としても実に残念に思う。
いつもの散歩コースの、安田庭園は
常陸笠間の殿様の下屋敷というから
殿様と家族、家来も含めてここで暮らしていたが当時の姿と大して変わらないだろう。
世が世なら庶民は絶対に入ることが叶わない、この美しい庭園で孫と散策できるのも
現代に生きる小さな幸せだ。三月に入っての庭園の雪吊りはご愛嬌だが似合っている。