2010-03-29 春のうららの・・ 滝廉太郎が隅田川の桜を愛でた「花」は 組曲「四季」の1曲で、作曲されてから 今年で110年になるという。しかし彼の 音楽の才が、これから咲こうというのに 夭折した23歳の生涯はまさに桜の如く 短く美しく哀しいように散っていった。 神は何故あまりに早く召されたのか? 廉太郎が詠った明治の頃の隅田川の桜は 歌詞にもあるように値千金の眺めだったろうが、今では高速道路と隅田川に挟まれて 当時の面影は偲びようもないが、今年も桜を愛でる花見客で堤通りは賑わっている。