近くの公園に牡丹が綺麗に咲いている。
[立てば芍薬、座れば牡丹]で、美しい
女性に譬えられる「牡丹」という字は
牡は男を意味し、丹は赤色を意味する。
中国では「百花」として花の王とされ
百獣の王、獅子と図柄の組み合わせは
定番になって襖や掛け軸等に見かける。
ところでイノシシの肉をボタンという。
シシと花をかけたものらしいが、明治以前の肉食の考え方は、獣肉は不浄なもので
肉は鳥のみとされたが馬の肉をサクラと称し、鹿の肉をモミジと称して食べていた。
美しい牡丹が肉の話になったが、花札も6月は牡丹、そろそろ梅雨入り近しか・・
