民主党敗北

harimaya2010-07-12

移ろいやすい選挙民の気持ちは分からない。
2005年に小泉自民党郵政選挙で圧倒的に
勝ったと思ったら昨年の衆院選民主党
圧勝し、それがまた参院戦でひっくり返った。
激動といえば聞こえがいいが何の事はない、
民主も自民も中身は殆ど同じなのが実情で
つまらない言葉尻だけをけなしあっている。
民主の弱みは金と沖縄!自民の弱みは惰性!
どの政党が政権を取っても直接的に普段の生活が変わるわけじゃない。老婆心で見れば
一般家庭の年収の何倍にもなる借金を抱えているのに国民は涼しい顔で暮らしているが
国という巨大な組織の中の一人だから政治を批判しながらも自分は大丈夫と思っている。
国債という借金は自覚症状がまるで無いので国民は楽観的に見がちだが、このまま続くと
ギリシャの二の舞になるのは必至の流れだ。何故、政治家は国民に説明をしないのか?
先の大戦であれほどの悲惨を舐めたのに、それを正しく伝えなかった先人たちの過ちと
戦後生まれの苦労知らずの政治家達の方針と施政が崩れる日の近いのを憂えてならない。