花札

harimaya2010-08-27

我が家の孫たちに花札を教えたのは自分だが
碁や将棋は時間が掛かるが花札のコイコイは
二人でひと勝負(12月分)15分ぐらいで済む。
花札を叩く時のパチッとした音もいいもので
最近は3歳の孫も覚えて家族で楽しんでいる。
日本は四季の変化に恵まれ自然を慈しむ心が
この秀逸なる花札のデザインを生み出した。
松、梅、桜、藤、菖蒲、牡丹、萩、坊主、菊
紅葉、雨、桐の12ヶ月で、役は赤タン、青タンがめでたく、菊盃に満月札がくると
月見で一杯、桜札がくると花見で一杯という役。月、松、桜、桐、うち三枚で三光・・
こんな季節感をカードに託す日本人の繊細な感性は世界に類が無いだろう。