秋の空

harimaya2010-09-29

東京は月曜日から昨日まで秋雨前線が
居座って鬱陶しい雨の日が続いていた。
街は鉛色に染まって遠くを眺めると
建設中の東京スカイツリーも途中から
雲に隠れて上の部分が全然見えない。
街を歩けば一週間前の厳しい残暑が
嘘のように、秋雨の何と寒いことよ!
そして今日は青空の何と眩しいことよ!
俗な言葉に「女心と秋の空」があるが、オペラのアリアに♪風の中の羽のように
いつも変わる女心・・でも、あれは主人公の嫉妬の歌であって男が実に情けない。
江戸の言葉の「女郎の心と秋の空」は秋の空と女郎が変わりやすいというよりも
遊女に「振られやすい」と、雨に「降られやすい」とかけた洒落になっていた。
反面に「男の心と川の瀬は一夜にして変わる」があるので、どっちもどっちかな?