冬晴れ

harimaya2010-12-20

十二月も半ばを過ぎると西高東低の冬型が定まる。
俗な関東言葉に「かかぁ天下に空っ風」があるが
一家の中で夫より妻が威張っている群馬地方では
昔は養蚕・織物の仕事が多く働く女性の発言権が
強かったためだろう。今は共働きの妻が多いので
世の夫にとって北風と女房に辛い冬がやってきた。
しかし冬晴れの日は澄んだ大空を見上げてみよう。
ここは六本木ヒルズの展望台だが東側を眺めると
麻布・六本木のビル群を見下ろすように50年前に建てられた赤い東京タワーと
遥か向こうの北東に建設中の東京スカイツリーが遠望できる。東京都内の景色も
随分と変貌を遂げたものだ。50年後、100年後に、もう一度ここから眺めたい。