2011-02-03 節分 鬼は外、福は内・・今日はあちこちの家から 厄払いの声が聞こえてくる。鬼は悪い奴だが 童話に出てくる「こぶとり爺さん」の鬼や 「一寸法師」の鬼は愛嬌があって憎めない。 鬼の目にも涙、心を鬼にする、鬼が笑う、 鬼の霍乱・・・鬼のつく言葉にも人間的で ユーモアな親しみは鬼が人間の心の内裏に 住んでいることを物語る。空海の言葉には 「近くして、見難きもの、わが心」で、人は誰でも他人の欠点は分かるが 自分を見ようとしない。それが鬼とは知らずに・・・心したいものと思う。