ああ上野駅

harimaya2011-04-04

上野駅傍に井沢八郎が歌ってヒットした
ああ上野駅」の碑が建てられている。
♪どこかに故郷の香りを乗せて入る列車の
なつかしさ、上野はおいらの心の駅だ・・
昭和30年代の高度成長期に東北地方から
中学校を卒業した少年たちが「金の卵」と
もてはやされ企業戦士として関東の工場に
集団就職し高度成長の担い手として活躍した。
昭和は遠くなったが当時上京した者には今でも上野駅や東京駅は郷愁の場であり
人生の出発点であった。それぞれの道が違っても初めて東京に足を踏んだ地点は
駅のプラットホームで大人へのスタートはここから始まった。あれからウン十年!
少年たちの今は晩年の暮らしだが歌を聞けば回顧と望郷に涙する人も多いだろう。