昭和の日
明日は昭和の日、昭和天皇が崩御され22年余、
時の経過は早いもので既に歴史になりつつある。
昭和初期の貧しい時代と戦争を体験した者には
豊かな今の人より心身ともに鍛えられたと思う。
昭和という時代は飢餓から飽食、戦争から平和、
全て出来事がフルコースのように詰まっている。
昭和に思う鮮明な人物は、昭和天皇、東条英機
近衛文麿、山本五十六、マッカーサー、吉田茂、
芸能関係なら長谷川和夫、原節子、廣澤寅蔵、嵐勘十郎、藤原義江、李香蘭・・
戦後に生まれた人なら美空ひばり、石原裕次郎、坂本久、王貞治、長嶋茂雄・・
車、TV、冷蔵庫の三種の神器や東京オリンピック、大阪万博、思い出が一杯積もる。
思えばきりがないほどの人類史上の激動の世代であり生活文化の曲がり角であった。
昭和の62年間の変遷は戦争の惨めの反面に戦後は希望に満ちたが生活の充実と共に
礼儀や連帯感が失われた気がしてならない。でも今は昭和の時代に感謝したいと思う。
後世の人は昭和を何て伝えるだろうか?古き良き時代か、それとも悪しき時代なのか?